花こまの旅ブログ

公演先での感じた事を思いのままにつづります!

ふしぎ発見!

沖縄の小型太鼓「パーランクー」に魅せられた皆さんは、今回、園児と一緒になって和太鼓と一緒に演奏してみました!いやいや、なかなか良かったと思います!違和感なく、素朴で愛らしいものでした!こんな風にできるんだと、あらためてビックリしています。また、子守唄も園長先生から「良かったね!」との感想が。屋外での、琴の生演奏と琴伴奏による子守唄、こちらも今まで殆ど聞く事の無かった演奏形態ですが、やっぱりなかなか良かったんじゃないかとか思っています!
演目:寄せ太鼓、花田の子守唄、寿獅子、もちつきばやし                                                    

餅つきを考える

みんなで力を合わせる行事は、どうしてこんなに楽しいのでしょう!終わった後には格別な美味しさが待っています!しかし、その美味しい餅米、かつて稲作に掛ける労力は、今では想像もできないくらい半端なく大変なものでした!親戚一同が故郷に集まり、寝食を共にし、日々重労働の毎日でした!誰が今さら想像するでしょう!ほんの40年ほど前までは、ごく当たり前に行われていた日常の風景です!お金を出せばスーパーで手軽買える美味しい食べ物。私達の手元に届くまでに、大変な苦労と色んな人々が関わっている事を忘れてはなりませんよね。
演目:寿獅子、もちつきばやし×4回                                                                       

「伝承」と「伝統」を考える

偉そうに「伝統芸能」と言っていますが、これまで公演を続けて参りますと、先輩方から教わってきたものが、お客さんとの関係性や私達のあり方でその形が変わってきました。どうやら「伝承」と「伝統」という考え方に違いがあるようです。同じ形などをそのままずっと一切形を変えず受け継いでいくものを「伝承」といい、先人の思いを大切しながらも私達の感性で表現していくのを「伝統」と言うのだそうです。最終的には皆さん方が評する事ですが、私達はその「伝統」にこだわって上演してきたつもりです。阪神淡路大震災後、今も続いている復興収穫祭に出演させて頂きました。
演目:面踊り