花こまの旅ブログ

公演先での感じた事を思いのままにつづります!

旅の思い出 福島市

足でまといだからと、誰か一人でも切り捨てる事を認めたら、その切り捨ては際限なく拡大して、あらゆる人の「生」が危険に晒される事になってしまうんじゃないかと恐れるんです。先日の津久井やまゆり園事件は正にそうだったんじゃないかと感じました。行きつくところは、うちのお爺ちゃんが行ったあの戦争じゃないのかと思いました。自然災害、事故などで「人間として生きる」事に困っておられたら、誠心誠意寄り添う事じゃないかと思うんです。安易な帰還は避けたいものです。
演目:水口囃子、寿獅子、秋田大黒舞、南京玉すだれ、車人形

旅の思い出 福島市

これだけの原発事故に対して、この5年間耐えて来た。16万人とも言われた原発避難者の皆さんも十分ではないにしろ、何とか耐えて来た。強制・自主避難の皆さんも何とか耐えて来た。これだけの事故が起きたんやのに、私達は破綻してないし、前向きに生きようとしてる。避難解除で帰還を当たり前とせず、まだ暫く賠償を続け、支援を続け、原発避難者特例法を続け、一人一人の「命の大切さ」に混乱を起こさないようにして欲しいんです。只々心からそれを願ってます。
演目:水口囃子、寿獅子、南京玉すだれ

旅の思い出 福島市

避難者が帰還する事で、この事故原因の追究を止めたり、責任の回避を認めたらあかんと思います。今回の事故の影響は大き過ぎます!数年で元通りになるもんとちゃいます!それを皆な知ってるんやけど、被害が無くなるかの様な仮想と付き合ってる気がしてしょうがありません。もっと、現実を見据えて、よう議論して、真実味のある将来をよう考えんとあかんのやと思いました。色んなお話を伺う度にそんな気がしてしょうがありませんでした。
演目:面踊り、安里屋ユンタ、車人形