花こまの旅ブログ

公演先での感じた事を思いのままにつづります!

私達の役割とは?〔兵庫県加西市〕

「一年に一度は、子ども達に見せたい!」そういう思いで私達を迎えて下さっています。私達は、いつも新しい演目で上演し続けるという訳にはいきませんが、特に、「獅子舞」などは毎年要望を受ける演目です。お祭りでは、地元の皆さんが練習を重ねて、先祖から受け継がれたものを奉納続けられ、毎年決まった時節になると、そろそろだなと胸騒ぎが致します。「伝統芸能」は、その時々の思いや社会を反映させながら、連綿と受け継がれ、再生され続けて来ました。私達はそんなエキスの詰まった芸能を大切に携えて、色んな所にお邪魔しながら、大切な心を守り育む一役になれればと上演致しております。
演目:水口囃子、寿獅子、そーらん節(2回公演)

とにかく大成功!〔兵庫県姫路市〕


公民館主催の3世代交流事業にお邪魔しました。「花こま」の「伝統芸能」を見られる方がほとんどの様に感じました。良くおいで下さったものだなぁと感謝致しております。館長さん飛び入りによる「玉すだれ」初挑戦は圧巻でした!ご本人は必死だったでしょうが、人柄もあり和やかな笑いが会場中に溢れ、大いに盛り上がりました!子ども会役員のお父さん方に依る個性溢れる「もちつき」では、日頃見せないその姿に、子ども達のテンションに火がつき、やんややんやの大喝采でした!開演前早くからお越し下さっていたお婆ちゃん達も大満足で帰られていました。無事、3世代交流という目的は達成されたのではないでしょうか?
演目:水口囃子、寿獅子、南京玉すだれ、もちつきばやし

園長先生の長年の努力(秋の猿まわし&花こま公演)〔兵庫県尼崎市〕

毎年、近隣にお住いの方々に、公演の案内をし続けておられます。長年の積み重ねというものは、1回では作りえない深みがあります。閑散とした午後の公園でした、開演時間が近づいてまいりますと、当該保育園児に加え、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さん方がお友達と一緒にやって来られました。また、いかにもご近所~!という感じのおばちゃま達がおしゃべりしながら公園へ。学校帰りの子ども達がランドセルしょったまま集団で。自転車に乗った子ども達が颯爽と。犬仲間が自慢の犬を引き連れ、湧き合い合い合と。散歩を兼ねたお爺ちゃんお婆ちゃん達も。保育園主催ではありますが、あっという間に、まるで昔ながらの「即席演芸場」となりました。大劇場では決して体験できない、味わい深いものでもあります。
演目:猿まわし、寿獅子